展示概要

展覧会名 ヤマザキマリの世界
会期/会場

南砺市立福光美術館

2024年9月14日(土)~2024年10月28日(月)

ご来場の際は美術館HPをご確認ください。

〒939-1626 富山県南砺市法林寺2010
TEL 0763-52-7576

美術館HP

アクセス

開館時間

9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館:火曜日

入館料金

一般1,200円/高大生210円

開催概要は状況により変更となる場合がございます。ご了承ください。

マリ先生と世界散歩

ヤマザキマリ先生が渡り歩いてきた国は、どのような文化があったのでしょうか?

本ページではヤマザキマリ先生が訪れた国を一部ピックアップし、その歴史や食文化のちょっとした豆知識を皆様にご紹介していきます!

フィレンツェ

フィレンツェは多くのイタリア・ファッションブランド発祥の地として知られていますが、そのなかのひとつフェラガモは、市の中心部に美術館を持っています。

スピーニ館という古くからある豪壮な建物で、歴史上のとあるエピソードでも知られています。

というのも、この館の前でミケランジェロがレオナルド・ダ・ヴィンチを罵倒した出来事が、当時の商人の日記に書かれているのです。

エジプト

「エジプト料理といえば?」と聞かれ、真っ先に思い浮かぶのはスパイスの効いた料理やトマトを使ったものなのではないでしょうか?

もちろんエジプト料理はこれらをよく使っていますが、スパイシーなだけでなく甘いものも大好きです。

カイロを含むエジプトでは、紅茶(シャーイ)が最もよく飲まれています。そして、もちろんこれにお砂糖をたくさん入れるのが彼らの主流の飲み方。1杯だけではなく、2杯3杯と個人の好みの量入れて飲むそう。

甘い紅茶は彼らに癒しの時間を与えてくれるようです!

中国 成都

中国の蒸しパンで有名なのは饅頭(まんとう)ですよね!といっても、中国で作られている饅頭は私たち日本人がよく口にするような肉まんやあんまんとは少し違って、中身は何もない本当に丸いパンなんだそうです。主食として食べられるので中の生地はほんのり甘さがあってぎっしりとして中国料理によく合います。

そして、実は饅頭が主食として食べられてるのは、小麦の主な産地である北方の方が中心なんだとか!南方では主食はお米となるので、みんなが饅頭を食べているのではないそうです。

シカゴ

ミュージカルやフォトジェニックな景観で有名なシカゴですが、実は他にも特徴があることをご存知ですか?

実はシカゴはポップコーン発祥の地!街にはポップコーン専門店がたくさんあります。

そして、チェダーチーズ味とキャラメル味をミックスするのがシカゴ流…甘さとしょっぱさの相性が抜群で国境を超えて様々な人に長く愛されています。

リスボン

リスボンの街を歩いていると、美しい装飾タイルを街のどこにいても見かけることができます。

このタイルは「アズレージョ」といい、ポルトガル国王のマヌエル1世がスペインにあるアルハンブラ宮殿を訪れた際に、壁に装飾されていたアズレージョを大変気 に入り国に持ち帰ったことがきっかけ。アズレージョとはポルトガル語で「小さな磨かれた石」の意味を持ちます。

今やポルトガルの代表的なお土産となっていて、鍋敷やコースター、建築以外のさまざまなアイテムにその美しい模様が施されています。