展示概要

展覧会名 ヤマザキマリの世界
会期/会場

美術館「えき」KYOTO

2026年2月21日(土)~3月30日(月)

くわしくは会場公式サイトをご確認ください。

〒600-8555
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接

会場公式サイト !Font Awesome Pro 6.1.1 by @fontawesome - https://fontawesome.com License - https://fontawesome.com/license(Commercial License) Copyright 2022 Fonticons,Inc.

アクセス !Font Awesome Pro 6.1.1 by @fontawesome - https://fontawesome.com License - https://fontawesome.com/license(Commercial License) Copyright 2022 Fonticons,Inc.

開館時間

10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)

休館:ジェイアール京都伊勢丹の休業日および展覧会準備日

入館料金(税込)

一般 1,100円(900円)
高・大学生 900円(700円)
小・中学生 500円(300円)

  • ( )内は前売料金。
  • 「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。
  • 高・大学生の方は学生証をご提示ください。
  • 【販売期間】2026年1月2日(金)~2月20日(金)まで前売券販売
    【販売場所】美術館「えき」KYOTO チケット窓口(休館日を除く)、チケットぴあ(Pコード995-748)、ローソンチケット(Lコード56069)
主催

美術館「えき」KYOTO、京都新聞

協力
  • 学術協力:東京造形大学
  • 協力:株式会社スマイルカンパニー
  • 企画協力:株式会社トラフィックプロモーション

開催概要は状況により変更となる場合がございます。ご了承ください。
本展覧会についての詳しい情報は、会場公式サイトをご覧ください。

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もうひとつの入浴文化―アラビア風浴場

【▲図1】

 『テルマエ・ロマエ』は古代ローマと近代日本という、世界に冠たる二大入浴文化の間を主人公が往来する物語でしたが、世界の歴史では、隆盛を極めた主要な入浴文化圏がもうひとつありました。それがアラビア世界です。

 7世紀に誕生したイスラム教は、またたく間に中東地域から北アフリカ沿岸一帯までを支配下に置き、勢力の一部はイベリア半島にまで及びました。そこではキリスト教文化とイスラム教文化が混ざりあった独自の文化が形成され、周辺地域の国家が何度か交代する間も安定した統治体制がながく続きました。

【▲図2】

 現在のスペイン南部にあるコルドバには、8世紀からイスラム教国の後ウマイヤ朝の都が置かれていました。歴代のカリフらが住まいとした「アルカサル(宮殿)」(図2)が今でも残っていますが、もともとはもっと大きく、広大な敷地のなかには大掛かりな浴場までありました。

 「Baños del Alcázar Califal(カリフのアルカサルの浴場)」は千年以上前から使われていましたが、「レコンキスタ(キリスト教勢力によるイベリア半島再征服運動)」の完成後に放置され、いつしか廃墟となっていました。1903年に遺跡が発見され、長年の修復整備を終えて2002年から一般公開が始まりました。

 内部は冷浴・ぬるま湯浴・温浴・サウナと分かれていて、明らかに古代ローマ浴場の伝統を受け継いでいます。中心的なのはぬるま湯浴のゾーンで、広い室内には天井を支える柱が林立しています(図1)。柱頭の上にある馬蹄形アーチはいかにもなアラビア様式で、ふたつの文化圏の交差点に位置していたことをよく示しています。

【▲図3】

【▲図4】

 サウナルームの形状もローマ風ですが、星型をした採光窓からは、アンダルシア地方特有の強い陽射しが差し込んできます(図3)。すぐ近くを流れる川で汲み上げた水を、浴場まで届けるための水路が当時は引かれていました。温浴室の近くの床下にはボイラー室があり、そこで熱せられた熱風が、床下の空間を通って各部屋まで送られていました。現代的なセントラル・ヒーティングのはしりとも呼べるこの高度な構造を、今も見ることができます(図4)。

(撮影・文:池上英洋)

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問題!

Q.紀元79年に大噴火を起こし、ポンペイ滅亡へとつながった火山の名前は?

©︎ヤマザキマリ とり・みき/新潮社

正解

正解

不正解

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©︎ヤマザキマリ とり・みき/新潮社